サプライチェーンとの協働

NTSホールディングスグループは、「サステナビリティ基本方針」、「 SDGs宣言」、「人権方針」、「環境方針」および「サプライチェーン取組方針」（本方針）にもとづき、事業活動を通じて関与するサプライチェーンの問題把握に努め、取引先と協働して、持続可能なサプライチェーン体制の構築を目指します。

私たちは、取引先に対し、本方針に掲げる項目の理解と実践を求めます。
また、取引先とともに本方針の趣旨をサプライチェーン全体へ浸透させることを目指します。

国際的なルールに配慮した公正な取引および腐敗行為の防止を徹底します。

事業活動において、自らが人権を侵害しないことに加え、サプライチェーン等の取引関係を通じ、人権侵害を助長しないよう努めます。

（1）強制労働
　　強制労働を認めず、債務労働や人身取引を含む、いかなる形態の現代奴隷も容認しません。
（2）児童労働
　　児童労働を認めず、法に定められた最低就業年齢を遵守します。また、18歳未満の者を危険有害業務に従事させません。
（3）差別
　　国籍、人種、宗教、思想信条、性別、年齢、性的指向・性自認、障がいの有無等による差別を排除します。
（4）非人道的な扱い
　　身体的、精神的を問わず、あらゆる形態のハラスメント・暴力を認めません。
（5）結社の自由と団体交渉権
　　 従業員の団結権および団体交渉権、その他労働者の権利を尊重します。
（6）労働時間と賃金
　　 法令に従い、従業員の労働時間、休日、休暇、賃金を適切に管理します。
（7）安全衛生
　　労働・職場環境における、安全・衛生を確保します。
（8）地域住民等の尊重
　　事業活動を行う地域の文化・慣習、地域住民やコミュニティ等を尊重します。

事業活動において、取引先と協働して地球環境との調和を目指します。

（1）気候変動
　温室効果ガスの排出削減に努めます。
（2）適切な水使用
　適切な水資源の管理および水資源の効率的な利用に取り組み、その保全に努めます。
（3）生物多様性
　 生物多様性の損失を止め、ネイチャーポジティブの実現に努めます。
（4）汚染防止
　有害廃棄物・汚染物質の削減および適正処理に取り組み、大気・水質・土壌の汚染防止に努めます。
（5）資源の有効利用
　資源・エネルギーの有効利用および廃棄物の削減に努めます。

（1）商品・サービスの安全性・品質の確保
　商品・サービスを将来にわたり安定的に提供し続けるため、安全性および品質を確保し、その向上に努めます。
（2）適正な価格、期限・納期の遵守等
　適正な価格の確保、期限・納期の遵守、ライフサイクルコストの低減等、良質な商品・サービスの提供に努めます。
（3）アフターケアおよび不具合への対応等
　アフターケア体制を充実し、不具合が発生した場合には、迅速かつ適切な対応に努めます。
（4）商品・サービス情報の適切な提供
　 商品・サービスに関する正確な情報を提供します。

本方針に反し、環境や人権に負の影響を引き起こしている場合、是正指導を行います。
継続的な是正指導にも関わらず、改善されないと判断した場合、当該取引の見直しを検討します。

本方針に関する、適時、適切な情報開示を行います。

2023年11月1日
NTSホールディングス株式会社
代表取締役社長 小林 英利